おさらがわらった

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絵本おさらがわらったについて

絵本おさらがわらったについて

離乳食期の赤ちゃんと、そのお母さんを対象とした、かわいいおさらと色鮮やかな食べ物たちの、楽しいしかけ絵本です。
赤ちゃんにとって初めての食事、離乳食。それは驚きと発見の連続で、一回一回が感動のドラマの様です。乳児が初めに認識出来る“色”と、大好きな形の“○(丸い)”おさらをモチーフにしました。
また乳児の発育の過程で認識する色の順番と、心理4原色のうち最後の青を除いた最初の3色、赤色→黄色→緑色に白色をプラスし、苦みのある食べ物の多い緑のページでは、自我の成長を表す“いやいや”を取り入れました。
絵は、温かさと懐かしさを併せもった切り絵と水彩画を調和させ、何もかもがデジタル化されたハイスピードなこの時代に、一つ一つ手を掛け、時間を掛けた手法で、“手作りの良さ”を感じて頂きたいと考えました。この本を手に取って下さる方が、子供の成長を見守る中で、いそがず、あせらず、ゆっくりと、丁寧に時間を掛けながら、全てが手作りだった良き時代を、振り返って頂く機会にもして頂ければ幸いです。
しかけとしては、赤ちゃんの指でも簡単にめくることが出来る様に、半分のページをしかけの部分にしました。まためくり易いだけでなく、しかけの所だけに目がいくことがない様に、同じスプーンの柄でつなげることで、前後のページとの違和感をなくしています。通常しかけ絵本の多くは、ひっぱったり、めくったりするうちに紙が破れてしまうことがありますが、この絵本のしかけは、丈夫なページそのものですので、その心配は要りません。
そして文字を一切入れていませんので、お母さんだけでなく、お父さんや、おじいちゃんやおばあちゃん、まだ字を読む前の小さなお兄ちゃんやお姉ちゃんたちにも、かわいい弟や妹たちに“思い思いのことば”で、お話しをしてあげられる絵本として、親しんで頂きたいと思います。実は、この絵本はうしろのページからも読むことが出来ます。文字や、物語が書かれていない絵本ならではの、もう一つの楽しみ方といえるでしょう。
何より、赤ちゃんに“見て、触れて、楽しんで”貰えたら、嬉しいです。誰もが、温かく、優しい気持ちになれる絵本、それが“おさらがわらった”なのです。